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ネイリストになるにあたって年齢制限はありませんので、50代からも目指せます。このページでは50代からネイリストとして独立開業を目指したい方のために、ネイリストになるために必要なものは何か?サロンに就職して経験を積むことができるのか?などについて詳しく解説していきます。ぜひチェックして参考にしてください。
最近では子育てを終えてひと段落つけるタイミングでネイリストを目指す方が多くなっています。子どもが家を出て時間に余裕ができると仕事をしたい・新たなチャレンジをしたいなどと考える方が多いようであり、40代~50代になってからネイリストを目指す方も珍しくありません。
ネイリストとして働くために必須な資格はありませんが、プロとして働くうえにおいて「看板」は重要です。国家資格などはありませんが民間資格が何種類かありますので、必要に応じて取得することをおすすめします。資格を持っていると一定程度の技術水準にあるとお客様にアピールできますので、「JNAジェルネイル技能検定試験 中級」「JNECネイリスト技能検定試験 2級」「ネイルサロン衛生管理士」などを取得しておくとよいでしょう。サロンによっては資格を必須としているところもあります。
資格の有無よりも重要なのがネイリストとしての技術です。まずは対価として代金をいただくに相応しい技術がなければネイリストとして活躍することはできません。勉強・練習をしっかり積み重ねてサービス品質を高めましょう。繰り返しの練習も重要ですが、常にアンテナを張って新たなデザインを吸収することも必要です。時代に即した新たなデザインが難しいと感じる方はケアの技術やワンカラーを極めるなどといった「自分の得意分野」を作って勝負するのもよいでしょう。
資格・技術に並んで求められるのがメンタルです。どんなことでも「やる気」がなければ前に進まないからです。「ネイリストは若い子の仕事」のようなネガティブな気持ちを持ったり年齢にとらわれすぎないようにしましょう。ジェルネイルが主流となった近年ではお客様も40代・50代の層が多くなっていますし、「同世代のネイリストがいい」と希望される方も少なくないでしょう。常に成長意欲を持ちながら仕事に向き合うことで、活躍できるネイリストを目指しましょう。
独立開業はやる気次第でできますが、サロンで働くとなると採用されなければいけません。実際にネイリストとして勤務している方は20代から30代が多いため50代向けの求人が少ないのは事実です。しかし全くないわけではありませんし、同年代のネイリスト・お客様の多いサロンであれば採用される確率も高くなるでしょう。時間内に施術を終わらせる・オーダーに応える・接客するなどの技術は実際に働かないと積めない経験ですので、サロンで学んでから独立開業を目指すのもよいでしょう。
ネイルサロンに就職して働くというのもいいですが、ネイルスクールで学んで独立開業を目指すという方法もあります。「いきなり独立開業」というと不安になる方も多いかもしれませんが、レベルの高い学校で学ぶことができますと、スキルや資格を手に入れることができますので、高品質なサービスをきちんと提供できるようになります。中には開業サポートを行ってくれるようなスクールもありますので、自分が将来ネイリストとしてどうなりたいかを明確にし、そのルートにたどり着くために必要な学びができるスクール選びを行いましょう。