公開日: |更新日:
ネイル検定を実施している主な機関は次の3つになります。
もともとNPO法人日本ネイリスト協会が行っていたネイリスト技能検定を譲り受ける形で、2008年12月に設立された機関。2012年には公益財団法人の認定を受けています。JNECネイリスト技能検定(1級・2級・3級)を主催しています。
日本国内における健全なネイル産業の発展、およびネイリスト技術向上を目的に、1985年に設立された機関。2006年4月にはNPO法人としての認定を受けています。JNAジェルネイル技能検定(上級・中級・初級)、JNAネイルサロン衛生管理士、JNA認定講師などの検定を主催しています。
ネイリストの社会的地位の向上、およびネイル産業の発展を目的に、1999年に設立された機関。2003年7月にはNPO法人としての認定を受けています。ネイルスペシャリスト技能検定(A級・SA級など)やジェルネイル技能検定(1級・2級・3級)などの検定を主催しています。
上でご紹介した機関が主催している主なネイル検定を見てみましょう。
ネイル業界でもっとも歴史のある検定試験。下から順に、3級、2級、1級の3種類があります。義務教育修了者であれば、誰でも3級を受けることが可能。3級に合格すると2級の受験資格が、2級に合格すると1級の受験資格が与えられます。ネイリストとしてサロンに就職するためには、最低でも2級の取得が必要となるでしょう。
ジェルネイルが普及してきたことをきっかけにスタートした検定試験。下から順に、初級、中級、上級の3種類があります。JNECネイリスト技能検定と並行して受験する人が多いようです。JNA認定校の生徒は、JNAジェルネイル検定試験を自校で受けることが可能。
INAが主催しているネイリスト検定。下から順に、A級、SA級、PA/AA/AAA級の計5種類があります。A級とSA級の2つが初心者向け、PA/AA/AAA級の3つがプロネイリスト向けの検定となります。
実施される検定の都度、合格率は異なりますが、おおむね以下のような合格率と理解しておきましょう。