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ネイルスクールでは、ネイルアートやネイルデザインに関する知識・技術が学べます。詳しい授業内容をチェックしていきましょう。
ここからは一般的なネイルスクールの授業内容(カリキュラム)について、順番に紹介します。
はじめに、ネイルに関する理論や爪の構造を学びます。爪も皮膚の一部として、皮膚科領域に関する知識も問われます。構造や理論を学んでおけば、爪に対して正しく扱えるようになります。
爪の消毒方法・ケアやお手入れの仕方、トラブルが起きた場合の対処法を学びます。ネイリストは爪を彩るだけではなく、全般をケアして見栄えを整える仕事でもあるため、爪のさまざまな疾患や対処法を知ることが大切です。
アートとしての色彩理論やデザインに関するさまざまな知識を学びます。ネイル検定専門のコースでは、検定試験に出題された問題を中心に、デザインに関する知識と実技を身につけていきます。
ネイルサロンのなかには、サロンでの予約対応や会計方法、開店・閉店の仕方や電話対応などの「ホスピタリティ」を授業に取り入れている場合があります。
お客様とのコミュニケーションのとり方やトラブル対応も学べるので、接客業としてのスキルを身につけたい方におすすめです。
ネイルスクールに通う方法は、実際のスクールに足を運ぶ「通学」とオンラインなどを通じて学ぶ「通信」の2種類があります。
プロの講師から直接実技が学べる通学スタイルはもっとも一般的な方法。仲間との出会いでモチベーションが上がったり、本物のネイルデザインに触れて美意識が向上したりといったメリットが期待できるでしょう。
近年では大手のネイルスクールだけではなく、個人で小規模に開催しているスクールも増えてきました。ネイルの検定日の1ヶ月前から開講している期間限定の対策講座も利用できます。
オンライン形式で理論や実技を学ぶ通信制のスクールもあります。日中に仕事や家事などで忙しく、時間がとれない方におすすめです。
実物を目で見て学ぶスタイルではありませんが、通信講座であればすき間の時間を使って効率的にネイルの知識が学べるので、ネイリストとしてのブランクがある方や、必要な講座を短期間で受講したい方にも適しています。