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セルフでジェルネイルをする人は、ジェルネイルが皮膚へはみ出してしまう経験がありませんか。そもそも、ジェルネイルはどうしてはみ出してはいけないのでしょうか。
それは、ジェルがはみ出したまま硬化すると、そこからすぐにジェルが浮いてしまうからです。
ジェルが浮いたままになると、そこから雑菌が入りやすくなったり、ジェルが皮膚に付いたことでアレルギーを引き起こしたりすることがあります。もちろん、見た目も良くないためはみ出さずに塗ることを心がけましょう。
ネイルポリッシュでも、はみ出さずに塗るのは難しいですよね。利き腕ではない方の手を塗る時は、さらに難しくなります。ジェルネイルがはみ出してしまう人の特徴は、以下の4つです。
爪に対してジェルの量が多すぎると、はみ出す原因となります。自分の爪の大きさや長さで適量を見極め、多すぎない量を塗っていきましょう。最初は少しずつ筆でジェルを取り、足りなければジェルを足していくと適量がわかります。
最初から多く塗りすぎると、減らしにくくなるので注意しましょう。
筆に圧力をかけすぎると、ジェルが両わきにはみ出しやすくなります。筆の跡も残りやすくなり、ムラになりやすいため、筆圧が強くなりすぎないようにしましょう。
ネイルポリッシュに慣れている人は、素早く塗らないと乾いてしまうと思い、急いで塗っているかもしれません。しかし、ジェルはライトに当てるまで硬化しないため、はみ出してしまうとそこから流れてしまいます。
急がずゆっくり丁寧に塗ることを心がけましょう。
ジェルを塗る際、手の位置はどうなっていますか?塗られる方の手だけでなく、塗る方の手もしっかり固定していないと、手が震えてジェルがはみ出すことがあります。
塗りやすい姿勢や手の位置を探し、両方の手を固定してから塗りましょう。
ジェルネイルは、ライトに当てるまで硬化しないという特性があります。その特性を利用して、はみ出さずに塗るコツを紹介します。
自分の塗りやすい姿勢があるでしょうが、おすすめは両肘をテーブルなどで固定する方法です。塗られる方の手はテーブルの上などでもOK。筆を持つ方は、特にしっかり肘を固定すると安定します。
ジェルを塗る筆の、片側にだけジェルを取ります。全体にジェルを取ってしまうと、塗る時に両わきにはみ出しやすくなるため、ジェルを取る前に筆をビンの縁などでしっかりしごいてから、筆の上側だけに必要な量のジェルを取るようにしましょう。
塗る際は、まず爪の根元から3/4辺りに筆を下ろし、爪の先端までブラシを動かします。その時、ブラシは爪の先端で止めずに引き切るのがコツです。
根元は、筆を立てるようにして残ったジェルを押し上げる感じで塗っていきます。根元へ向かって筆を押し出すようにすると、根元のカーブに沿ってブラシが自然と広がってくれます。
両サイドは皮膚が被って塗りにくいため、ほかの指で皮膚を押し広げてから塗りましょう。
爪の根元と両サイドは、ギリギリまで塗ろうとせずに、髪の毛1本分くらい残して塗ります。残すようイメージすることではみ出さずに塗ることができます。
注意していてもはみ出すことはあります。ジェルは硬化する前は拭けばきれいに取れるので、ウッドスティックで拭います。
ただし、爪に塗ったジェルまで拭ってしまわないよう、ウッドスティックの角度には気をつけましょう。
ジェルはすべての指を1度に硬化させると、ほかの指を塗っている間にジェルが流れたりしてはみ出すことがあります。
ジェルを塗ったら、1本ずつ硬化させるようにするのがおすすめです。
ジェルネイルは、正しく施術しないと爪にダメージを与えたり、雑菌が入ってトラブルになったりします。ジェルネイルを楽しむためにも、正しい知識や技術をネイルスクールで学ぶことが大切です。セルフネイルのためにネイルスクールに通う人も多くいます。美しく健康な爪のためにも、正しい技術を身につけましょう。