ここではネイルスクール選びの方法などについて具体例をまとめています。たくさんあるネイルスクールをどんなポイントで見極めたらいいのか、その逆に何を優先すると失敗してしまうのか、お伝えしています。
授業料を支払って学ぶということもあり、できればネイルスクール選びで失敗したくはありませんよね? こうしたリスクを避けるためにも、ほかの人の失敗談からそのパターンを探ってみましょう。
かわいいネイルに憧れて、ネイリストを目指そうと思ったAさん。とりあえず勤務先から通いやすく、資格を取れて授業料の安いところを選び、実際に通って検定試験を受けてみたら何度も不合格に。不合格でも問題点の改善指導などはしてもらえず、結局は認定講師のいないスクールで授業料を無駄にしてしまったそうです。
Bさんはネイルスクールに通っていて検定試験に落ちてしまいました。しかし、そのスクールでは試験に落ちたにも関わらず、受からなかかった問題点の補習も行われず、カリキュラム通りに授業が進んだと言います。そればかりか次の資格取得への試験対策なかったため、勉強が思うようにはかどらず焦ってしまうことに……。
決まった時間に通えるスクールを選んだのはCさん。クラス制で、少人数制に比べると授業料の少し安いところでした。しかし、授業は大人数の生徒に対し講師がたった1名。多いときでも講師2名で指導にあたっていました。これでは質問したい点があってもなかなか時間を割いて聞いてもらうことはできません。不満の残る授業となってしまいました。
ネイルスクールを色々と試してから1つのところに絞るということは、時間も労力もかかりすぎて、現実的に行えるものではありません。では、どうやって選べばいいのかと言われれば、まずは実際にネイルスクールに通った方の失敗談や口コミ情報を知ることが有効となります。
授業料の安さを優先してしまった場合の結果や、試験対策のないスクールを選んでしまった結果など、失敗のパターンを学べは、おのずと選び方も理解できてくるのではないでしょうか。
JNA認定スクールとは、JNA(日本ネイリスト協会)が定めている条件を満たした認定教師やカリキュラムを採用しているネイルスクールのこと。JNAによって講師もネイルスクールもネイルに対する高い技術と知識を兼ね備えていると認められていることになります。
認定スクールであることは受講生に大きなメリットももたらします。まず、認定スクールであれば、ジェルネイル検定初級の実技も筆記も免除されるんです!ネイルの基本となる試験を免除されることで、その分を次の試験に費やす時間に使うことができます。
検定試験を受け、資格取得してカリキュラムを終えればおしまい……ではなく、卒業後の就職をサポートしてくれるネイルスクールを選ぶことが重要です。
スクールの卒業生に即戦力や技術力の定評があれば、サロンなどからの求人情報も集まりやすくなります。求人数が多いほど自分の希望に沿ったサロンと出会うチャンスも生まれるでしょう。
また、自分のサロンを持ちたいという人は、開業独立をサポートしてくれるコースやサービスのあるネイルスクールがおすすめ。ネイルのテクニックだけでなく、開業や独立、サロン経営のノウハウを学ぶことができるためです。
もしもプロのネイリストとしてすぐに活躍したいと思っているなら、「JNECネイリスト技能検定1級」と「JNAジェルネイル検定上級」の2つの資格を取ることのできるスクールを探しましょう。合格率の高いスクールや、合格保証制度のあるスクールならなおベター。
ネイリストには1級や上級を取得せずなることもできますが、資格を持っている人のほうが就職活動では有利になります。さらには、現在サロンで用いられているのはジェルネイルが主流となっているため、資格を取得しておくことで仕事の幅が広がります。
将来的に本気でネイリストとして就職することを考えている人なら、自分の入学するネイルスクール選びがいかに大切かおわかりいただけるのではないでしょうか。
資格を取得するためのカリキュラムを組んでいたり、効率良く試験を受けられることは、時間や費用の節約にもつながります。そして、その分を次のステップに生かすことができます。
就活に強いスクールをあらかじめ知っておくこともとても重要です。