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ここでは、ネイリストの服装の注意点、おすすめの髪型、おすすめのメイクなどについてご紹介します。ネイリストに制服の着用を義務付けているサロンもあれば、ネイリストの服装を自由にさせているサロンもあります。後者のようなサロンに勤務する場合には、ネイリストにふさわしい服装・髪型・メイクを意識することが大切です。
仕事中に着用する服が制服ではなく私服の場合、次の4点に注意して服を選びましょう。
施術中、服にポリッシュが付いたりダストの粉が付いたりすることは、ネイリストとして日常です。オシャレで高価な服よりも、汚れることを前提にしたコスパの良い服を選んだほうが良いでしょう。
服が汚れることは日常ですが、そうとは言え、汚れた都度服を買い換えることは、現実的ではありません。汚れてしまうことを前提に、グレーや茶色など、汚れの目立ちにくい色の服を選ぶようおすすめします。
常に手元で作業をするため、袖がもたついた服では邪魔になって作業がスムーズに進みません。施術を受けているお客さんのほうも、もたついた袖に不快感を抱く可能性があるでしょう。袖がすっきりした服を選ぶか、または、アームバンドを使うなどの工夫が必要です。
ニットやセーターなど、毛が飛びやすい服を着て作業をすると、服から飛んだ毛がお客さんのネイルに付着してしまう恐れがあります。ふわふわ感のある服はとても可愛らしいのですが、少なくとも仕事中は避けるようにしましょう。
ネイルの施術は常に下を向いて行うため、下を向いたときに視界や手元を邪魔しない髪型にまとめるのが基本です。 たとえば、前髪が長すぎると視界の邪魔をするため、施術中だけピンを使って留めたり、コテで巻いてスプレーで固めたりするのがおすすめ。
後ろ髪が長すぎると手元を邪魔するため、後ろでまとめたりハーフアップにしたりなどすると良いでしょう。 サロンには、常にヘアピンやヘアゴム、ヘアクリップ、ヘアバンドなどを常備しておくようおすすめします。
客層やサロンの雰囲気に合わせたメイクがおすすめです。 たとえば、ギャルっぽい雰囲気を売りにしているサロンであれば、目元を強調した派手目のメイクが良いでしょう。逆に、落ち着いた大人の雰囲気を売りにしているサロンであれば、ナチュラルメイクがおすすめです。
どのような雰囲気のサロンであれ、ネイリストは「美容のプロ」です。美容という面においてはお客さんを導く立場であるという意識を持ち、メイクにはそれなりのこだわりを持つべきでしょう。