公開日: |更新日:
一般的なネイルスクールの入学条件に年齢制限はありませんが、多くのスクールでは義務教育修了を条件としています。現在、現役高校生であれば義務教育は修了しているので、基本的には誰でもネイルスクールに入る基準をクリアしていることになるでしょう。
ここでは、現役高校生に向けたネイルスクールの選び方、および高校とのダブルスクールの注意点について解説します。
ネイルスクールを選ぶときには、自分がネイルを学ぶ目的に合わせたスクールを選ぶことが大事です。主な目的別で、ネイルスクールの選び方を見てみましょう。
ネイルサロンに就職し、勤務ネイリストとして働きたい場合には、ネイルに関する基礎から応用まで広く学べるスクールを選びましょう。
理想的には全日制の1~2年コースに入学することですが、日中は高校の授業があるため、放課後や土日に通えるスクールを選ぶ形になるでしょう。
ネイルサロンを開業して独立したい方でも、技術面で学ぶ内容は勤務ネイリストと変わりません。ただし、開業する以上は経営的な要素も必要になるので、独立開業を前提としたコースで学ぶことをおすすめします。ネイル技術のほか、集客方法や会計、従業員管理などの経営的側面も学べます。
趣味としてネイルの技術に磨きをかけたい方は、JNECネイリスト技能検定3級やJNAジェルネイル技能検定初級など、基礎的な資格の取得を目指す単発コースで学んでみましょう。時間割がフリータイム制のスクールを選べば、空き時間を利用して通うことができます。
「通信制高校で学びながら美容学校でネイルを学ぶ」などの形でない限り、一般的な現役高校生が高校とネイルスクールを2つ卒業したとしても、高卒の資格以外の学歴はつきません。
もとより、高校に通いながらネイルスクールにも通うダブルスクール体制は、決して楽ではないことを理解しておきましょう。平日にネイルを学ぶならば、放課後から夜にかけて通学するしかありません。土日にネイルを学ぶならば、休日は潰れてしまいます。明確な目的と相応の覚悟をもってネイルスクールに通うべきでしょう。
高校生がネイルスクールを選ぶときには、「就職したい」「独立開業したい」「趣味を深めたい」など、まずは学ぶ目的を明確にすることが前提となります。高校とのダブルスクールは楽でないことも理解し、高いモチベーションを持って学びはじめましょう。